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 W-Wallet ローコスト住宅入門


1.  はじめに ローコスト
  住宅とは

2. ローコスト=下請け
  泣かせではない 

3. 施工者の儲けも必
  

4. 誰に頼めばよいか

5. 建物形状は方形に
  する

6. 水回りはまとめる

7. 無駄な開口を作ら
  ない

8. 安く土地を手に入
  れる

9. 内装を簡略化する

10. 高級なユニットを
   使わない

11. 部屋を細かく仕切
   らない 

12. 換気の良い建物
   を作る

13. バリアフリーは必
   

14. 建物の安全性を
   犠牲にしない



 10. 高級なユニットを使わない

 システムキッチンは高額です。これは是非、最高したい物です。工場生産した物なのにどうしてあんなに高額になるのでしょうか。ちょっとしたものでも、すぐに数百万かかってしまいます。しかも、持ってきても組み立てるだけなのです。これらは、大工さんと相談して、作りこんでもらいましょう。天板は専門の工場で製作してもらえば、他の部品をつければ格安にできます。恐らく1/10位で済む筈です。

 ユニットバスもフルユニットばかりではありません。フルユニットとは床、壁、天井、浴槽などを一体的に組み立てることが出来る工場生産の浴室です。これも安くありません。

 また、大手メーカーの流し台などでは、100万円を超えるものはザラで、200万円から300万円のものもたくさんあります。たかだか流し台一台です。新品の普通乗用車が一台、それも、中以上のものの値段と同じかそれ以上なんて、やはりどこかおかしい。と思いませんか。

 フルユニットのほかに、ハーフユニットといって、浴槽の上くらいの腰まで、工場生産のユニットもあります。腰から上は当然大工さんにお願いする事になりますが、その部分は自由な材料選びが出来ます。(勿論、濡れに対応したものになりますが)腰下は、ユニットなので漏水の危険はフルユニットと同程度です。これならかなり安くすることが出来ます。工場生産を手作りに変えたら安くなるなんて、どう考えてもおかしい事です。
これについては、時間を見て、特集を組みたいと思っています。












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