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 W-Wallet 鉄骨工事用語辞典 や行


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英数

 ・有効のど厚
 ・有孔梁
 ・融合不良
 ・溶接
 ・溶接記号
 ・溶接技術者
 ・溶接金属
 ・溶接工
 ・溶接材料
 ・溶接接合
 ・溶接棒
 ・溶接ワイヤー
 ・溶着金属
 ・余盛り
 ・溶融亜鉛メッキ
 ・余熱
 ・鎧吊り

 有効のど厚(ゆうこうのぞあつ)
溶接継手で、応力を有効に伝達させられる溶接金属の断面厚さのことです。

 有孔梁(ゆうこうばり)
ウェブ部分に配管などのために孔の貫通した梁のことです。

 融合不良(ゆうごうふりょう)
溶接境界面が互いに十分溶け合っていないことで母材と溶着金属,あるいは,溶着金属同士が部分的に溶け合わずに隙間が生じた状態です。発生する場所としては,下向や横向多層溶接で母材と接する部分や振り分け溶接時のビードの重ね部分が多い。

 溶接(ようせつ)
金属に強い熱を与えて溶かし、他の部材に継ぎ合わせることをいいます。

 溶接記号(ようせつきごう)
溶接継目の種類、大きさ、範囲工場溶接と現場溶接の区別などを設計図に明示するのに用いる記号のことです。

 溶接技術者(ようせつぎじゅつしゃ)
溶接施工に関わる管理技術者のこと。溶接施工管理技術者ともいう。(社)日本溶接協会WESで認定された溶接技術者が一般的。溶接技術者の認定種別には、特別級・1級・2級の三つがあり、その業務に差異はあるが、490N級の鋼材を使用した通常の鉄骨造ではWES2級で十分です。。

 溶接金属(ようせつきんぞく)
溶接によって溶接金属と溶融した母材の一部からなる溶融凝固した金属部分をいいます。

 溶接工(ようせつこう)
現場接合が溶接構造の鉄骨柱や梁を溶接する専門職のことです。

 溶接材料(ようせつざいりょう)
溶接に必要な溶接棒・溶接ワイヤ・フラックスなどをさします。最近では、国産のJIS規格品に比べ、品質・コストの面で遜色ない輸入品も多くなりました。

 溶接姿勢(ようせつせつしせい)
溶接を行う溶接技能者の溶接部分に対する姿勢です。上向き姿勢、下向き姿勢などがあります。

 溶接接合(ようせつせつごう)
熱を用いて金属自身を溶かして部材を接合する方法。鉄骨工事の工場組立てにはアーク溶接が広く用いられています。

 溶接継手(ようせつつぎて)
溶接継手の種類は、溶接方法・材質・板厚・溶接姿勢・構造・形状性能などを考慮して、種々の形式が採用されます。

 溶接棒(ようせつぼう)
ガス溶接やアーク溶接などで、溶接部に母材とともに溶融して、溶接金属を生成するために用いる棒状の溶加材のことです。

 溶接ワイヤー(ようせつワイヤー)
コイル状に巻かれた金属線の溶接棒のことです。

 溶着金属(ようちゃくきんぞく)
溶接棒などの溶加材が母材に溶着した金属のことです。

 余盛り(よもり)
突合せ溶接や隅肉溶接で、規定断面以上の溶接量で盛り上がった部分。

 溶融亜鉛メッキ(ようゆうあえんめっき)
鋼材の防錆処理の一種である。鋼材の表面に亜鉛の合金層を形成する事で、亜鉛の犠牲的防食作用により、鋼材の腐食を抑制する事を目的としており、屋外に設置される鋼構造物の防食処理として広く採用されています。

 余熱(よねつ)
割れの発生や硬化などを防止するため、溶接前に溶接周辺部を一定の温度範囲に加熱・保持しておく処置のことです。

 鎧吊り(よろいづり)
梁を1本ずつ吊らずに、位置をずらして数本を一度に吊る方法です。クレーンの吊上げ時間が短縮でき、作業の効率化が図れるメリットがあります。










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