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 W-Wallet マイホームの図面を書こう(準備編)


          

 2-1.用途地域など   

  2-2.建ペイ率      

  2-3.容積率       

 2-4.前面道路      

  2-5.斜線制限      


  3-1.採光        
 
  3-2.換気        



  5-1.用意するもの    

  5-2.木造住宅の決め事



 7-1.建物と敷地の空き
    寸法 

 7-2.境界に平行に線を
    引く  

 7-3..直行する線を引く 



   
 7. 敷地に升目を入れる

 7-1. 境界と建物との空き寸法

 敷地境界や道路境界からは建物は最低でも35cmは離しましょう。これは、庇の出や軒のであるいは出窓をつけるときにも必要な最低限の寸法です。勿論、敷地がさまく、庇や軒のでをゼロすることも可能です(筆者の建物もその例です。)

が、その場合でも、空きは、15cmは必要です。これ以上狭くする事は、建物の一部、例えば樋などが、境界から出てしまう可能性があります。
これらの寸法は何処から何処までかというと、敷地境界、道路境界から、建物の壁芯までの距離です。外壁の仕上げ面からの距離ではありません。

 図1の様な筆者の敷地では、敷地の西側の隣地との境界線が真直ぐなので、建物の配置をこの線に対して平行に持ってくる事としました。その他の境界線とは何処とも平行なところはなく、とてもいびつな敷地形状です。この隣地との空きを20cmとしました。


 7-2. 境界に平行に線を引く

@
用意した敷地図に升目を入れて行くのですが、まず、長手方向に平行に線をひきます。勿論、平行にと言っても、敷地が変則的な場合もありますので、筆者の敷地のように、長手方向にたまたま、上手く引けるかは、いちがいに行きません。そこで、考え方としては、敷地の利用に無駄が出ないようであればいいと思います。
A
この線に平行に9mmの線を反対側の境界線からはみ出さずに何本引けるかを実際に引いて、確認してください。何故、9mmかは解りますね。そうです、知識編でも述べましたように、実際の柱割が90cmだからでしたね。それの1/100の縮尺で書くからです。
B
筆者の敷地の例では、7本引けました。敷地がいびつなので、道路面には、狭い所や、広い所の空きが出来ていますが、もう一本9mmの線を引くほどには空いていません。

 9mmは実際には⇒90cmですので、90cm×7本=630cm(6.3m)です。
つまり間口寸法は最大で、6.3mという事が解りました。



敷地短手方向に線を引く(筆者の土地の例)











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