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 1. 幅木とは何か

 幅木は「はばき」と読みます。略して「巾木」とも書きます。建築の設計図などではこの「巾木」と書かれている場合がほとんどです。見間違えしないためでしょうか。

建築用語辞典などでは『壁と床の取り合い部に設ける部材。』と書かれています。

 もう少し言えば、建築物の壁と床が接する部分の壁に設けます。建物の内部にあっては高さがが6cm〜100cm程度の長い横板で、部屋の中の出入り口を除いた部分の壁をぐるりと回っています。建物の外部にも設けますが、あくまで、雨が直接落ちてこない場所、玄関ポーチとかアプローチなどだけです。

幅木にはその種類も取り付け方、納め方も様々にあります。一般住宅であれば洋室や廊下などで見ることが出来ます。(下の写真1)

幅木は「見切り縁(みきりぶち)」といわれるものの一種です。
仲間には、大別して二つ上げられます。

 1.天井に設ける「回り縁(まわりぶち)です。回り縁は壁と天井の接するところに設ける「見切縁」(写真2)です。

 2.和室においては、幅木は存在しません。和室には畳寄せと呼ばれる「見切り縁」があるからです。(写真3)畳寄せは畳の上げ下げ(例えば、取り出して干す場合)などに壁を守る意味合いがあり、幅木の意図とは少し違いますが、同じ仲間です。



 筆者の2階の廊下から洋室の入り口に付近の幅木の写真。壁より出ているので「出幅木(ではばき)と呼ばれるものです。ごく一般的な木造住宅の幅木の納まり方です。

 壁と天井の接する部分に部屋をぐるりと一周している塩ビ製の「回り縁」です。幅木と同様納まりをよくする、あるいは見栄えを良くするために設けます。木製のものもあります。

 和室には、幅木ではなく、「畳寄せ」が設けられます。守るためと納まりがよくするための役目があります。











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