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 W-Wallet  静電気


1. 静電気が怖い

2. 静電気は雷の発生と
  同じ原理で出来る

3. 静電気はどんな時に
  発生するのか

4. 静電気が冬場に問題
  になる理由

5. 静電気を通し安いも
  の通しにくいもの

6. 静電気が溜まり易い
  身の回りのもの

7. 静電気の人体に与
  える影響

8. 室内での静電気対
  

9. 衣類での静電気対
  

10. 車の中での静電
   気対策

11. 静電気対策グッ
   ズ(一般者用)

12. 静電気対策グッ
   ズ(事業者用)





 8. 室内での静電気対策

 車を降りてドアを閉める時にパチッとくる静電気は、車を降りる瞬間にシートと服が激しく擦れることにより発生する。
これは中学の理科で習ったようにエボナイト棒を革で擦るなど、絶縁体同士の摩擦により、その絶縁体は(放電現象が起こるほど)高い電圧の電気を帯びる。これが静電気と呼ばれる。(一方、動電気とは電流のことであることはあまり知られていないかも)
そこでこの絶縁体のうち、擦る方か擦られる方かどちらかを導電性のものにすれば、静電気は起きにくくなるはずだ。(ただし、その導電性の物体がどこにも接続されていない、つまり電位が定まらない状態ではあまり意味がない)


と、いうことで服を急に導電性のものに変えることはできないのでシートの方を導電性にしてみたのが今回の実験。
結果は思いの他、好調だ。パチッと衝撃を感じたことは皆無になった。シートから降りる際に服に発生する静電気は遥かに減少した(もしくは0になった)ようだ。(PS:こんなことはユーザーにやらせず、メーカーが最初からやってほしいものだよな、このスットゴドッコイめ)


 室内での帯電対策
@
湿度を70パーセント程度であれば、静電気は発生しない。部屋の空気の乾燥に気を付け、加湿を行う。ただし、クロス張りの場合、クロスがめくれ易くなるので、注意が必要。
A
ドアノブは絶縁する。ただし、体に静電気は残っているので他の方法で逃がす。例えばE番のように壁にタッチする。
B
絨毯の下にはアルミを敷いて、静電気をいつも逃がす工夫をする。アルミを織り込んだ製品もある。
C
皮製製品でドアノブなどに触れて、放電させてから握る
D
湿ったタオルを静電気が来そうなところに当て放電させてから触れる
E
ドアノブに触る前に「壁紙をはった壁」に触ることで静電気を逃す。コンクリートやレンガでも可能。厚手のプラスチックは避けたほうがよい。
F
石でも可能。ただし、石に見せかけた作り物は不可。ガラスやゴムも静電気を流さないので触っても駄目。
G
金属の扉の場合は、扉に木や紙を貼って置いて、それに最初に触れるてから、金属のノブに触れば大丈夫。


車のドアノブは車に乗る前の困り者














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